ポイ活をしていて、ポイント付与の条件がかなり細かく設定されていることに気付かされます。つまり、ポイ活をするにあたっては、対象となるユーザーが実は決まっているということでした。タイトルの通り、効率的にポイ活をするには、金融商品をいかにポイ活の中で有効活用するかが大切です。
ポイ活をするのに向いている人の特徴は、次の3つです。
・年収500万円以上
・借金なし
・マイナンバーカード所持
・年収500万円以上あると不動産投資のお客様候補になれる
年収500万円以上を証明するための源泉徴収票のコピーを提出しなければポイントを付与しないという条件の広告もあるくらい、この収入証明のラインは一つの区切りのようです。幸い私は500万円以上でしたので、幅広くポイ活をすることができています。特にこの年収重視の広告というのが不動産投資にまつわる、投資やFP相談の広告です。レビューやサービス内容を見る限りでは、オンラインセミナーやオンライン面談などを通して、不動産投資を勧めるというフローになっています。これは不動産投資をするにしても、収入がなければお客様になり得ないわけで、ローンを組んで不動産投資をはじめる不動産投資初心者の獲得の一端がポイントサイトなのだろうと思います。このあとで、私も何社かと懇談をする予定ですが、ポイント付与に対して面談が1時間程度でしょうから、それが少なくとも2回以上あるとすると時給5000円で、プラスでお金の勉強ができるというのであればいい体験ではないかなと思います。その場で契約をするという人は少ないかもしれませんが、不動産の仕組みやローンの仕組みなど、色々初めての人にとってはいい広告だと思っています。
・借金なし
借金がないというのもポイ活に取っては重要な条件です。具体的にはカードローンの契約にあたって、カードを作成するための信用情報に関わるからです。私が今作成したカードは、今のところ審査が落ちるといったようなことはありません。現在、主に使っているカードはプロパーのゴールドカードを利用しているので、おそらくこれよりも限度額や格下のカードについては発行は問題がないと考えています。ここにも前述の収入の情報はもとより、ほかのカードで借金がないかというのもとても大切な信用情報です。ポイ活をするにあたって借金をしていることはポイントの還元率の高いカード契約の足かせになるので、なるべく借金返済までは本業や別の副業できれいになってからポイ活をするほうが良いと思いました。
・マイナンバーカード所持
個人情報の証明として、運転免許証をはじめ顔写真つきの個人情報の証明資料は必要な機会が多いです。特にマイナンバーカードを使った証券口座の開設などは、運転免許証と通知カードのセットの提供を促している会社が多いので、マイナンバーカードは手元に準備をしておくととてもスムーズです。一方で画像でアップロードするので、画像データとしてマイナンバーカードがネットやPC上に残ってしまう可能性があるのは気になるところですが、ポイ活をするということは個人情報の写しを切り売りすることにほかならないと実感しています。
ポイ活初心者の理想と現実
年収が期待できない主婦で時間がある人がやるもので、買い物をネットに切り替えるだけで十分なポイントが取得できるのではないかという理想が先行していましたが、実際はある程度の収入がある個人情報を売買するサイトで、一番優遇されるのは収入が安定していてローンをまだ組んでいない独身貴族、なのではないかと感じています。一方で、そんな独身貴族がポイ活で稼ぐよりも、働き盛りなので、本業に副業に力を注ぐほうが将来的には収益がポイ活を続けるよりも大きく期待できるのではないかという感覚はやはり拭えません。でも、再現性をもってポイ活をするというのも一つの楽しみです。ここで紹介したような条件に当てはまる人は、かしこくやれば毎月3万円のポイント取得は簡単にできそうです。ただし、投資関連の営業などを面接などの時間を費やすことができるかという課題は残ります。