ポイ活1日目 ネットの買い物が楽しすぎてポイ活の目的を見失い、食生活が豊かになる

2022年7月2日土曜日

ハピタス

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ポイ活とネットショッピングは切っても切れない関係であるようで、私がはじめに考えたことは下記の通りでした。 

「日常使っているお金をポイントサイトを通してネットショッピングで購入すればよい」

「ポイントのなるべく利率の高いサイトを優先して使用してみるほうがよい」

「すでに使ったことのある安心感のあるサイトからまずは使ってみよう」


ポイ活初心者の考える理想

「日常使っているお金をポイントサイトを通してネットショッピングで購入すればよい」

これはおそらく一部は正しくて、自分の生活における消費の経路を、リアル店舗からネット購入へ移行するとともに、必要なものを購入することをネットに置き換えるだけでも、例えば食費の4万円をネットでの購入に変更するだけで2%の800円分は簡単に、そして定期的にポイント取得できるのではないかと考えました。これならノーリスク、いつものを消費活動をネットでするだけだから。

「ポイントのなるべく利率の高いサイトを優先して使用してみるほうがよい」

ポイントが1%しかつかない店よりも5%もつくポイントサイトのほうがいいに決まっています。実際、広告を探している画面でも、ポイントの獲得数順や、ポイントの利率が多い順などでソートすることができるからです。これは間違いなく、上から優先的に利用することが最善手、そうに違いないのです。

「すでに使ったことのある安心感のあるサイトからまずは使ってみよう」

よくよくサイト全体をみてみると、これまでに使ったことのあるサイトもちらほら、楽天やヤフオク、ユニクロのオンラインサイトなども、このポイントサイトに出向しているようでした。また、普段店舗で購入したことのある成城石井などもオンラインサイト経由で買うとポイントが付くというのだから、こういう使い勝手の知っているところでの購入からはじめてみてそのポイントが本当に付与されるのかどうか安心したいと考えています。


ポイ活初心者の経験した現実

で実際にネットショッピングから得られたポイントというのはどれくらいのものになるのかとこの1ヶ月で購入したネットショッピングの購入額とポイント付与の合計金額を算出してみました。

購入金額= 27,858 円
ポイント= 1,276 ポイント
還元率 4.5%

たしかに4.5ものポイントが返ってきているが、自分のイメージしていたポイ活ってこういうのじゃない。お得だけど儲かっている気がしない。これはどういうことなんだろう。鳴り止まないインターホン、充実していく冷蔵庫、食品棚。何かがおかしい、何かひっかかります。先にかかげた理想と現実のギャップは何かについて考えてみたいと思います。

「日常使っている決済方法を1枚のカードに統一して購入すればよい。目的が売上なら手段は別」

これは実際に購入金額とポイントの合計金額を均等にならしてみて気が付いたことだったのだが、ポイントの付与、還元率はたしかに良いんだけど、日常的に使うようなサイトはポイントの利率は一般的なカードのポイント付与やバーコード決済系のアプリで得られるポイント還元と比べて、特筆すべきものではないかもしれないということでした。つまり、いますでに持っている楽天カードで楽天ポイントを貯めるように楽天経済圏で買い物をするのとそんなに変わらないポイント還元率なのにも関わらず、購入するサイトがバラバラするので労力が数倍になっているということでした。便利じゃないのに、ポイント還元は同じくらい、それなら便利な方がいい。今回の目標は月額3万円のキャッシュフローをポイントサイトで取得することですから、こうしたコツコツしたもの、特に食費などの変動費で使うには少しばかり決済の数と場所が多すぎるように感じました。固定費や大きなお金が動くようなものに対してなら、この日常使っているお金をポイントサイトに移行するというのは有りかもしれないですが、買い物とポイントサイトのシナジーが強いような印象が先行して、実際は支払いカードを1枚にするだけでも同じような効果はありそうだと気が付いたことがいい経験になりました。

「ポイントの利率の高いサイトは普段使わないちょっとリッチなサイト」

理想は還元率の高いサイトを毎月一定額使うことで、ただ買い物をするよりもお得に生活することができることでした。しかし現実は還元率の高いサイトで目立つのが、普段は使わない化粧品やギフト系のサイトでした。なるほど、美味しいお菓子屋さんや嗜好品をネットで購入する時に良い利率のサイトであることが多いということに気が付きました。もっと言えば、それだけポイントで還元をしてくれるくらい儲かっているサイトということですから、当然売っている商品の単価も、日用品とはかけ離れているお値段でした。でも手が出ないという値段ではないのが面白いところで、こう自分の生活レベルがぐ、ぐぐぐっと上がるような体感をしたような気がしました。いつもスーパーマーケットなら買わない商品も、ポイント還元率が良い、初回のお試しセット、この2つでうっかり購入してしまいました。これがまったくだめかというとそういうわけでもなく、自分の収入に対しては、適度なご褒美感があるようなものばかりです。これはリピートするかもという商品も多々ありましたし、アウトレットでまとめ買いするなんてことも、ネットショッピングで、配達をしてくれるから手間がなくてできることだと感じました。ちょっとリッチな食生活、いつも食べている缶詰をアウトレットでまとめて購入。はからずも、自分の食生活がポイ活をすることで向上しているという実感があります。これは嬉しいギャップでした。

「安心とポイント還元率はトレードオフの関係」

実際、ポイントサイトなのにポイント還元がありませんという表示があるサイトも実在します。これはポイントサイトなのにポイントがつかないとは、という疑問に疑問を読んでいるのですが、一方でそういうサイトはもとからポイント還元がよかったり、日常使いしやすかったりと、なるほど単純に広告枠が載っているだけでも使おうという人がいるんだなと知りました。安心感のあるサイトはどこもポイント還元が1%程度で、日常来ている衣類などそこから購入しても、チャリンチャリンというくらいしかポイントは溜まっていきません。一方で、これ大丈夫なのか、不安が不安を呼ぶような商材は特にポイント還元率が高いことが見て取れました。わかりやすいのが、カードローン、キャシングローン、銀行口座開設、不動産投資です。こういった金融系の商材とどのように付き合っていくかがポイ活で、大きい金額を取得するためのポイントになりそうだとお思いました。

まとめると、ポイ活は、日常使いするには少し使いづらいけど、いつものサイトは還元率が少ないし、良い還元率のところで欲しい物がないかなと探すと余計な買い物をしてしまう。結局、大きい金額のポイントを得るためには、金融商品の営業を受ける必要がある、あるいは契約をする必要があるということを改めて再認識しました。

よくよく振り返ってみれば、ここで買い物をする活動のすべてに広告主がいて、広告主からポイント還元となるいくらかの費用がかかっているわけですから、儲かるビジネスであればあるほどポイント還元率は高く、さらにポイントを取得する人は、その現金やローン契約というリスクをおしてポイントを取得しようとしているのだと思いました。

いま私は、かつてないほどに充実したおつまみを食べながら、このブログを書いています。
なるほど独身貴族とポイ活はそういう点でもマッチするのかとしみじみ。
よかったらみなさんもポイ活をしながら、ちょっとリッチなおつまみをつまむ体験をしてみてはいかがでしょうか。


その買うを、もっとハッピーに。|ハピタス

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